(No.3592)エイジーシュート

 仲間がエイジーシュートを達成した。3番で30センチに付けてバーディ、5番でチップインのバーディ、6番は3メートルを決めてバーディ、7番は4メートルを入れてバーディ、前半32、後半10番で3パットのボギー、14番は寄せ切れずボギー、15番もアプローチをミスしてボギー。ここから全てパーをキープして39、71で見事なエイジーシュートだった。腕をできるだけ使わず、体の回転だけで打つようにすると方向性が良くなったこと、パットは前後のストロークを等速にするようにすると、方向性、距離が良くなった、という。羨ましい限りだ。

 エイジーシュートを68歳で達成した高校の仲間からメールが届いた。生涯初めてのホールインワンを栃木県琵琶池CCでやったとの喜びが行間に溢れている。 「インコース12番ショートホール 169ヤード ピンポジションセンターよりやや左寄りマイナス6ヤード、7アイアンでの会心のショットはピンやや手前ツーバウンド後軽いスライスラインに乗ってカップに吸い込まれました」。あれほど上手でも初めてだったのか、と添付されたスコアカードを見ると、38,35!なんやエイジーシュートやんか、と驚いてメールを返したが返事なし。何回目かのエイジーシュートより初めてのホールインワンが嬉しい仲間を羨む。

 英国はパブ文化と言われる。どのような小さな村にでもパブはあった。カウンターがあり、隅に小さなテーブルと椅子、客は立ち飲みするのが基本だ。夏場は外の芝生の上にある木製椅子で飲み、冬でも外で立ち飲みする者が多い。歴史的に庶民の唯一の社交場だった。
 英国中部リーズ北方の街”Tadcaster”に本社を置く創業1758年の”Samuel Smith's Old Brewery”は、創業者が厳格な保守派で、運営するパブチェーンには、庶民が好むジュークボックス、スロットマチーン、TVを置いていない。全国に300店のパブを持つ大手チェーンだが、オーナーの保守理念だけで経営されているので、往々にして紛争が発生する。会社はあるパブと委託契約を解除した。店主がビールを注ぎすぎで、約1万ポンドも損害を出したと主張した。ある町が老朽化で掛けかえる橋の仮設橋を、パブの前に造ろうとしたが、オーナーは公金の無駄遣いだと拒否した。又、オートバイのツーリング客を他の客に迷惑が掛かるとして締め出した。常連客もバイクを持っているだけで立ち入り禁止となった。更に従業員に乱暴な口を利く客も締め出す。更に更に携帯、ラップトップ等々の電子機器の使用をパブ内で禁止した。会話を楽しんでほしいとの趣旨だ。或る日、オーナーがあるパブに立ち寄ったところ、携帯を使用している客を見つけた。客は追放され、即刻このパブは閉鎖された。これもある種のトランプモデルか。
  
 38歳のScott Harringtonが、Korn Ferry Tour(昨年までのWeb.com Tour)の賞金トップ25以内に入り、来期のPGAツアーカードを獲得した。18番グリーンでタップインでバーディを取り、賞金額を確定させた。妻のJennが駆け寄りハグをする。まるで優勝したかの如しだ。2年前に妻のガン(Hodgkin’s lymphoma)が見つかり、スコットは介護に専念することにした。療養の甲斐あり癌は消えたので、スコットはツアーに復帰した。そして夢のPGAツアーカードを獲得した。泣いているのは亭主で、妻は喜び一杯に見えるのは楽老の偏見か。

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