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zoom RSS (No.3008)尺骨関節打法と名付けよう

<<   作成日時 : 2018/01/09 07:10   >>

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 宮里優作がマスターズに初めて出場する。これまでも初出場した者は多いが、二度目戻って来られた者は殆どいない。マスターズは、”art and music and laughter and mystique, a symphony for the senses ”と表現される。初出場者は、経験のあるトップ選手のヤーデージブックを丸写し、練習ラウンドに臨む。練習ラウンドではパトロン達は有名選手について回り、彼らは静かに練習を熟していく。そして本番。過って経験したことがない大観衆に囲まれて、1番ティグランドで足が地に着かない。観衆の中に打ち込む者も後を絶たない。マスターズは彼らにとって、サルバドール・ダリの絵の世界にいるような感覚、雲が松の木々から垂れ下がっているように感じられ、超現実の世界となる。それでも、いやそれだからこそ、最初のこのショットを生涯忘れることはないと誰もが言う。

 「出前持ち打法」と「尺骨関節打法」とは似て非なるものだ。出前持ちとは右手の平のトップの状態をいうが、「尺骨関節打法」は、スウィング中の右肘関節の動きを意味する。尺骨関節内側が地面を指してはならない。肘が常に地面を指しておれば良い。
 手首、取り分け右手首から脱力できてダウンスウィングに切り返せたときは、理想的なややドローの捕まった球が出るが、手首に力みが残ると、スウィングのリズムが壊れ、力ずくのスウィングとなり、ヘッドも走らない。

 昨年末の大学仲間の忘年会の話。議論好きのメンバーだから何時も話は沸騰する。今回は、「談合」、多少片腹が痛い話でもある。だが議論は同じ方向に円満に収斂した。次いで、「貴乃花」、肯定派と否定派に分かれるが、「世にオープンに問うべき」との点で一致を見る。思わぬ議論に発展したのは、「企業の製造品質管理問題」、有体に言えば、日産、神戸製鋼問題である。
 殆どのメンバーは、「検査記録の偽造」は許されないと言う。その通りだ。だが、何故斯かる偽造が「行われざるを得なかったのか」との視点も必要だ。「製造品質」はバラツクものだ。例えば、鉄鉱石の組成は発掘現場毎に変わる。相方の「コークス」も然り、「生産国の現場毎」に(穴毎というべきか)原料品質は異なる。それを製造過程でできるだけ一定品質に揃えるべく作り込む。にも拘らず、製造ロット毎に多少のバラツキが出る。
 一方、客先毎にサンプルを提出し、承認を受け、納入規格を取り決める。だが、素材産業の宿命で原料の組成を一定に規制することは不可能だ。必然的に製品の検査結果もバラツク。
 1980年代の「世界一の品質」を謳い文句にした「消費財(Consumer products)製造会社」は、品質確保の基準を決めた。これが各社独自の「受け入れ規格」だ。JISではない。そして受入検査を省略し、書類審査となった。斯くなると規格は絶対の基準となる。故に頑なに規格合格を要求するようになった。数十年経つと規格の要求する品質よりも規格そのものが「不可侵」のものとなった。そこに客と納入業者間のギャップが生まれる余地があった。
 経済合理性とは、不合理はビジネスの中で淘汰されることである。「規格不合格」は、必ずしも「製品不合格」を意味しない。冷静にこの問題を議論するには、客と業者の「経済対等性」がベースとなる。欧米では、納入業者と客は或る種「対等」であるが、日本では或る種「隷属関係」となりがちだ。





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