(No.4117) ウッド型のチッパー

 知人の奥さんが個性的なクラブを持参した。先日、知人が親子でラウンドした際、見知らぬメンバーが加わった。このメンバー、距離は出ない方だから、殆どホールでグリーンに届かない。一方、知人親子3人は名うての飛ばし屋、軽々とグリーンを捉える。ところがこのメンバー、グリーン界隈から異才を発揮する。どこからでも見事にピンに寄せてきて、パーを拾う。パーオンした親子3人は、パットが決まらず、3パットもする。スコアは見知らぬメンバーが遥かに良い。彼がアプローチに使っていたのは、ウッド型のチッパー、ソールを滑らせて上手に転がす。親子3人、彼の腕とウッド型チッパーに魅入られた。
 この話を聞いた奥さん、亭主の尻を叩いて早速ゴルフショップへ飛んで行ったのだが、売っていない。そこでご主人の古い5番ウッドのシャフトを短くして代用することにした。グリップ交換代も含めて3500円。練習する間もなくこの日が初のトライアル! 天賦の才能があるのだろうか、初っ端の1番で40ヤードのアプローチを2メートル前後に寄せて、パーを拾う。本人はもう夢中だ。転がすことができるホールでは新武器が威力を発揮し、グリーンを捉える。斯くなるとパットも決まる。気分良くアプローチし、パットを決める。パーを5個ほど稼いだ。ヘッドが滑るからミスを最小限に抑えることができる。ご主人も満足! クラブを沢山いれている割には使うクラブが少ない女性ゴルファーには打って付けのクラブだろう。

 バイデン大統領就任式に出席した政治家の衣装が今回格別の注目を集めた。歴代大統領のネクタイは、民主党は「ブルー」で、共和党は「レッド」だ。ほゞ例外はない。出身母体への敬意なのだろう。トランプがレッドのネクタイしか締めなかったのも今となっては理解できる。
 ジル・バイデン大統領夫人は、就任式には淡いブルーのコートとドレスで臨んだが、前夜のコロナ死亡者追悼式にはマゼンタのコート、スーツを着ていた。カマラ・ハリス副大統領が就任式で着用したのは、「紫"purple"」のコートとスーツ、ミッセル・オバマ元大統領夫人は「暗紫色”plum”」のコートとパンツスーツ、クリントン元大統領夫人は「紫”purple”」の豪華な(sleek)パンツスーツだった。みんな紫色を選んだ。何故か。ブルー+レッド=パープル、選挙が終わり、分断を終焉させ、団結しようとの意図だ。 "This moment is about unity. Not red vs. blue, but all of us coming together as a Nation." 民主党(ブルー)も共和党(レッド)もない、国家として纏まろう。だがそれも民主党の願いだ。共和党はどう応えるか。

 トランプ元大統領は、バイデン大統領の就任式に出席せず、大統領専用機でフロリダへ飛び去った。ターンベリーへ逃げ込むのではないかと噂されていたが、ロックダウン中のスコットランドの扉は開かなかった。機内のバックミュージックはシナトラの”My Way"だった。
 ホワイトハウスを去る大統領夫人が、次期大統領夫人を招待する”tea-and-tour”と言われる引継ぎ式は、1920年第28代大統領夫人Edith Wilsonと第29代大統領夫人 Florence Hardingとの間で執り行われたのが最初で、その後、同じ共和党同士でありながらも冷え切った関係だったナンシー・レーガンとバーバラ・ブッシュは極簡単に行われたこともあったが、アイゼンハワーとケネディ、その逆のオバマとトランプのように政党交代時でも、円滑に行われた。この100年の伝統儀式をトランプ並びにミレニア夫人は拒否した。二人に贈る言葉はない。
 一方、バイデンの孫たちは、オバマの娘たちから、「大統領の家族としての立ち居振る舞い」についてガイダンスを受けた。大統領ー副大統領時代に両家族の子供たちは同じ学校に通っていた。又、ブッシュ(子)元大統領の娘も就任式に立ち会い、バイデンの4人の孫にこれから起こるであろう「生活」の困難さと所作を伝えた。バイデンの子供たちは誰一人ホワイトハウスには住まないが、大統領の家族として今後4年間難しい立場を維持しなければならない。先人たちの経験談は彼らの心に響いたことだろう。

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