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zoom RSS (No.2842)スピースは13番ホールで呪文を唱えていた

<<   作成日時 : 2017/07/27 05:18   >>

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 昨日、スピースがドライビングレンジから三打目を打つ時、”Stay through it”と呟いていたことを書いた。”Swing through”と何が違うのか。スピースはスウィングコーチから、起き上がりが早いと指摘され続けていた。起き上がりが早いとボールは右に吹けていく。ティショットがそれだったのだ。前傾姿勢を保ち、回転軸をぶらさず、起き上がらないようにせよ、と自らに言い聞かせていたのだ。姿勢を”Stay”せよ、との意味だ。

 全英オープンでR&Aは興味深いルール変更をした。9番ホールは283ヤード地点で右ドッグレッグしている。ティグランドから見れば、ドライバーの適切な落下エリアは15ヤード半径以内となる。一方、折り返しの10番ホールのフェアウェイは真直ぐ9番ティグランド方向に延びている。10番フェアウェイを逆から狙えばドライバーのターゲットエリアは抜群に広く(長く)なる。
 そこでR&Aは、9番からのティショットに限り、10番フェアウェイをOBとし、境界線は10番フェアウェイのセミラフ(closely-mown area)のエッジとした。
 1979年の全米オープンはオハイオ州のInverness Clubで開催された。8番ホールは573ヤードPar5、280ヤードで左ドッグレッグし、曲がり角の左のバンカーまではティグランドから270ヤード、越すには300ヤード必要で、右サイドのバンカーまでは320ヤード、グリーンは5個のバンカーに囲まれ花道は限りなく狭い。ところが Lon Hinkleが、練習ラウンドで隣の17番フェアウェイを狙えば、80ヤードのショートカットで二打でグリーンを狙えるルートを見つけた。USGA関係者は誰もこれを予想していなかったので慌てた。観客の保護と17番ホールのプレイヤーの安全を考慮し(と発表されたが実際は裏ルートの阻止が目的だった)、初日が終わると8番ティグランドの17番ホール側に高い木(Spruce:クリスマスツリーの木)を植えた。この木を以降”Hinkle Tree”と呼ばれている。

 松山は残念ながら全英オープンは芳しくなかった。これは大会前に現地新聞が書いた記事概要である。
 世界ランク2位の松山が注目されないのは誠に不思議だ。それは彼が英語を話さないことに原因している。松山は、「英語は勉強している。少しは米国で知られるようになったが、英語が喋れたら私の個性をもっと人々に知ってもらえる。私は有名になるためとか、注意を引くためにゴルフをしているのではない。だから必要性をあまり感じていなかったが、ゲームの普及に最善の努力をする責任を負っている。だから英語を勉強している。話すよりは聞き取れているが、カメラの前で話すのは苦手だ。記者会見で通訳を使っているのは、正確に素早く理解してもらいたいためだ。私の英語では誤解を生む心配がある」と説明する。
 彼のゴルフの師匠はハンディキャップ+2の父親だ。「プロになりたいと小さい頃から思っていたが、その前に学校の勉強が大切だと思い大学へ行った。2011年のマスターズに出場して、素晴らしいコースでプレイして、以前にもましてプロゴルファーになろうと決心した」。
 日本の期待を一身に受けているプレッシャーも大きい。「プレッシャーを感じている。プレッシャーから逃れる道はない。だから自分がコントロールできることをすることに集中している」。「メジャーに勝つことは目的の一つだ。日本からのプレッシャーはサポートだと考えている。日本人ファンに誇りを与えたい。世界ランク2位に日本人として初めて立てたことを誇りに思っている」。
 成長前に気難しいとか攻撃的だとか見做されていたものは、実は競争能力(competitiveの意訳)のことなのだ。だが、この二つの大きな違いは、感情をコントロールできるか否かにある、と松山は考えている。

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