ゴルフの醍醐味は、日々新たな発見があり、開眼があることだ。例えば、飛ばないのは何故か。原因は沢山あるだろうが、左脇が空いて降りてくるのも一つだ。脇が空けば腕は最短距離を動かない。当然エネルギーロスとなる。発見と開眼は残念ながら繰り返す。故に正確には、再発見と再開眼ということになる。 Zurich Classicはチーム戦だった。出場資格はPGAランキングトップから80人が選ばれ、各々好きな選手をパートナーとして選ぶことができる。Brian Campbellはカルフォルニア出身の24歳ルーキー、世界ランク390位、FedEx 52位。彼が選んだのは、Miguel Angel Carballo、アルジェンチン人、世界ランク520位、FedEx 55位。何故この二人が組んだのかは不明。この二人がスロープレイで罰せられた。カンベルは12番でスロープレイの警告を受け、そして14番で二度目の警告を受けて1打罰を課せられた。カンベルは、一緒にプレイした相手のペアがローカルの選手(マーカーとしてラウンドした)で前半だけで38も叩き、右往左往していたのが原因だ、と抗議したが受け入れられなかった。 直近のスロープレイで罰を課せられたのはGlen Day、All Dayとニクラウスからニックネームされた彼は、1995年ホンダクラッシクで後ろを回っていたマーク・オメーラから遅延プレイのクレームを付けられスコア提出後1打罰を課せられた。カンベルは22年ぶりに1打罰を課せられた選手となった。当分記録に残る。 しかしスロープレイで夙に有名だったベン・クレーンとか、今や伝説と課したケビン・ナ、そして良いショットを打つ為なら5度はボールの後ろに下がると豪語するジェイソン・デイとかは、計測が始まるとプレイを速めてペナルティを逃れている。ツアー新人が犠牲になったということだろう。 2013年マスターズで中国人アマのGuan Tianlangはスロープレイで1打罰を課せられた。マスターズ初のペナルティと言われる。ルールはルールだとカンベルの言い分を拒否したPGAは、ひょっとするとダブルスタンダードなのかもしれない。 不正交際を隠蔽するために苦労している人も多いだろう。1750名のスポーツ選手にアンケートしたところ、彼らが関わっているスポーツを隠れ蓑にしている割合は、ラグビー選手:21%、サッカー:19%、ゴルファー:17%、テニス:11%、最低は体操選手の4%。男性ホルモンの一種Testosteroneは運動によって活発に発散される。サッカー選手のホルモンレベルが試合後30%増加しているそうだ。 Brexit、英国からEU離脱通告がなされても、離脱条件を巡って残留派の抵抗が続く。残留派が一番求めているのは、渡航の自由の継続であるが、離脱はEU支配からの離脱と共に、移民、難民受け入れ制限への欲求から始まった訳だから、本来自己矛盾を起こしている。 フランスのワイン製造者が最大の顧客である英国での競争力を維持できないことから、英国制裁に頑強に反対しているように、業界別に様々な事情を抱えるから、交渉で落ち着くところに落ち着くと思われる。スイス型の協定が望ましい(渡航の自由を認める代わりに無関税で、可能な限りEU法を取り入れる)との意見も多いが、やはり完全な主権を求めた国民投票との整合性の維持が難しいだろう。 将来のEUとの関係を不安視する英国民のアイルランド国籍取得の動きが止まらないと言う。今年中に100万人が英国籍を離れる見込みだそうだ。元来、国を離れることに日本人ほど抵抗感がない国民性だから、又戻ればいいや、程度の感覚ではないか。 |
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